更新:2020年5月18日
更新:2020年5月18日
全天球画像が思うように360° パノラマ表示されない!
① JPGデータにメタデータを書き込んだ。
② googleフォトでパノラマ表示させた。
① 幅:高さ = 2:1 の全天球画像
(JPG形式)。
② 「Exif Fixer」(ソフトウェア)
③ Googleアカウント(今回はgoogleフォトで表示したのでGoogleアカウントが必要でした)。
今回使ったのは「Exif Fixer」というソフトです。
JPGデータにメタデータを書き込むために使いました。
自分のマシンに合わせてダウンロード。
*mac版、Windows版、そしてLinux版もありました。
(無料ですが自由に応援もできるようになっていました)
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、
解凍したファイルの中にある「Exif Fixer.exe」を開くとソフトが起動しました。
①「Equirectangular」にチェックが入っていることを確認し、
*今回は正距円筒図法の画像のため。
②「Chouse JPEG or PNG」を押してパノラマ表示したいJPGデータを選びました。
③ 右下にある「Add Metadata」を押しました。
そうすると元のJPGデータが、メタデータの埋め込まれたJPGデータに差し替わりました。
(パソコンのウェブブラウザで)
今回はGoogleフォトを使ってパノラマ表示してみました。
*JPGデータのアップロードにgoogleアカウントが必要です。
↓googleフォトにログインし、
メタデータを埋め込んだJPGデータをgoogleフォトにアップロードしました。
*アップロードしたJPGデータの右上に「パノラマ画像だよ」みたいな表示があります。
↓選択するとウェブブラウザを使ってパノラマ表示し、
マウスでグリグリ見回すことができました。
*使用したウェブブラウザはChrome。
↓スマホ(Android)でGoogleフォトのアプリを開いて
先程アップロードした画像を選択すると、
指でグリグリ見回すことができました。
他にはジャイロセンサーを使った表示や
VR表示もできました。
*VRを体験するにはハコスコなどの
VRゴーグルを使用しましょう。
* i OS の Googleフォトでも同じように表示することができました(2020年5月11日現在)。
3つの視点でつくってみた。
建築を建てるときにひいた図面やパース、
モデルデータ、テクスチャ、etc......
計画のときに調査した歴史、土地柄、環境データ、
施主の歴史と未来像、構造、設備、材料、法規、経済、
その他にもたくさんのあれこれ、etc......
建築には無数の次元を調整するためのデータとその解釈が
たくさん必要になる......
そこが苦しくも楽しくもあったり、
建築を建てる醍醐味であり、
資格制度や社会的責任の発生や
独占業務に位置づけられるわけの1つかもなぁ、と
考えたりします。
そして、建築に関わるデータとその解釈は
建てるためのツールとしてだけだと
もったいない気がしています。
けっこうな資産だと思います。
数千年後の人類が資料として
数千年前の人類の生活や思想を知る
手がかりとなるかもしない、とか。
ちょっと先のことも想像してしまいます。
もちろん、すぐに役立つこともあるでしょう。
新たにチームに加わってくれた人にも
わかりやすく過去の事例を見てもらえたら
それはチームの理解に役立つでしょうし、
建てた人たちが考えたことや、
その背景の営みは、
子どもたちの教育にも有益でしょう。
それは建築が
経済的、合理的、衛生的、以外にも
様々な物事を検討したものであるほど
豊かな資産かもしれません。
そして自分たちが今していることに対し、
将来の人々によって、どんな評価がされるのか
前よりも強く気になったりしています。
最近はゲームエンジンも建築に利用しやすくなってきたので、
さまざまな方向に役立てられればと思います。
デジタルデータは
コンピューターがリアルな世界を理解するために
必要になるかもしれないし、
テクノロジーと一緒に生きていける未来も
なんだか楽しいかもしれないので、
リアル空間もデジタルデータとして
準備できれば役立つ場面があるかもしれない
と考えたりもします。
この辺のことも
建築計画と一緒に
皆で学びを進めていけたらと思います。
2020年5月13日 町田賢俊
今回、CGソフトで全天球画像をレンダリングして
JPGの画像データをつくったのですが、
パノラマ表示されずに困りました。
なんでだろう とググってみると、
メタデータを書き込む必要がありそうな雰囲気を感じ.......
メタデータ!?!?
何だろう!?
何かJPGも色々データを書き込むことができるのか!?
と、なり.......
「360度のパノラマ表示できるデータだよー」
という意味をデータに書き込むことで
表示するソフトがパノラマ表示してくれるのかなぁ、
と漠然と理解しているところです。
最初の方に「メタデータ JPG 360」などと
ググってひっかかったのは
「XMPメタデータ」という言葉でした。
!?!?!?
Google Mapsで使われているのか!?
Adobe!?
何なのか未だに全く理解していません......
次にひっかかってきたのは
「Exif」という言葉でした。
Exifとは.....イグジフ!?
Exchangeable image file format
(エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット)
と、いろいろな記事を見たりしているうちに
今回、使わせてもらった
「Exif Fixer」というソフトを知りました。
まだまだわからないことだらけですが、
ひとまず表示させることはできたというところです。
長くハマってしまいましたが、
いったん一区切り。
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